パリの大衆食堂 「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」でリーズナブルなフレンチを堪能!

パリの大衆食堂 「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」でリーズナブルなフレンチを堪能!

フランス / パリ

投稿者:JCBプラザ・スタッフ

店名の「ブイヨン」とは、お手ごろ価格でフランス料理を楽しめる大衆食堂のことです😄

この記事では、パリの大衆食堂「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」の歴史、アクセス方法、お店の雰囲気、おすすめメニューをJCBプラザ・スタッフの体験レポを通して紹介します!

 

物価の高いパリでは旅行者の強い味方となるはず! ぜひお試しください

 

【目次】

 


 

 

パリの大衆食堂「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」とは

 

ル・プチ・ブイヨン・ファラモンは 「ブイヨン(大衆食堂)」というだけあり、気取らない雰囲気のなか、お手ごろ価格でフランスの定番料理を楽しめます

パリでは貴重な年中無休、ランチからディナーまでノンストップ営業なので、好きなタイミングで利用できるのは何かと便利です😄

 

 

パリ万博にさかのぼる 「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」の歴史

1879年、ノルマンディー地方出身のファラモン一家がノルマンディー地方の郷土料理を提供するために、当時「パリの胃袋」と呼ばれたレアル地区でレストランを開店しました。

1898年には2年後のパリ万博のために改装。

1900年、再び行われたパリ万博では「ノルマンディー地方のパビリオン」として有名になりました! 歴史的建造物に指定され、昔ながらの美しさを保っています😆

 

タイムスリップしたようなベルエポック調の内装

歴史建造物に指定

 

レストランのオーナーが変わった今でも昔と変わらず、ノルマンディー地方の郷土料理を提供し続けています 

 

 

町の中心部という立地もイイ!「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」

ル・プチ・ブイヨン・ファラモンは、パリの人気観光スポット「コレクション・ピノー」や「ポンピドゥーセンター」があるエリアにあります。

ショッピングモール「Westfield Forum des Halles」から徒歩約2分と便利な立地

JCBプラザ ラウンジ・パリがあるオペラ地区からもRER-A線を使えばお隣の駅です。

「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」のすてきな雰囲気【現地レポ】!

ノルマンディー様式の木組み建築は遠くからでも見つけやすい

特徴的な建築スタイル

レストラン前にはテラス席もあります!

 

暖かい季節にはテラス席での食事も魅力的🌞

豆知識として、テラス席は喫煙可能なので、たばこの匂いや煙が苦手な方はお気をつけください。

 

店内はテーブル同士の距離が近く、奥の人が席を立つときには椅子を引くこともあり、周囲のにぎやかな会話やスタッフの声などが入り交じっています。

終始「大衆食堂」ならではの活気にあふれていて、ひとりでも入りやすい雰囲気です😉

 

常ににぎわっている店内

レトロな内装は昔のまま☆

 

 

「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」のおすすめメニューと料金目安

 

<アラカルト>

 ・前菜:EUR2.90~

 ・メイン:EUR8.90~

 ・チーズ:EUR3.90~

 ・デザート : EUR3.20~

 

<ドリンク>

 ・ミネラルウォーター 50ml:EUR2.20~

 ・ワイン 25ml:EUR4.20~

 ・コーヒー:EUR1.80~

 

<料金目安>

  前菜・メイン・デザートの3品注文で、約EUR30。

 

※表示価格はすべて税込です。

※料金は2025年11月時点のものです。

 

 

食べたい定番料理がいっぱい!「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」のおすすめメニュー

ル・プチ・ブイヨン・ファラモンの人気の理由は、お手ごろ価格でさまざまな料理を楽しめること

どんな料理が人気なのか紹介します!

 

<人気の定番フランス料理>

卵料理ウフミモザ/Oeufs mimosa

エスカルゴ/Escargots

牛肉のワイン煮込み「ブフ・ブルギニョン/Boeufs bourguignon」

鴨のコンフィのパルマンティエ/Parmentier de confit de canard

 

<ノルマンディー風の料理>

(ノルマンディー特産のリンゴの蒸留酒)カルヴァドス風味の自家製フォアグラ/Foie gras maison au Calvados

カマンベールのロースト~蜂蜜添え~/Camembert rôti au miel

1832年創業のカーン風トリッパ/Tripes à la mode de Caen depuis 1832

 

 

\CHECK/

ノルマンディーの穴/Trou normand とは? 


お口直しに「カルヴァドスをかけた青リンゴのシャーベット」を食べるノルマンディーならではの習慣のことを「ノルマンディーの穴/Trou normand」と呼ぶそうです😉
この店ではデザートの中にちゃんとありました!
おなかいっぱい食べた後の消化を促すためによいそうです。さっぱりしていておいしそうですね。
ただし、お酒が弱い方は要注意😀

 

 

 

【JCBプラザ・スタッフが実食!】ル・プチ・ブイヨン・ファラモンの定番メニュー

 

JCBプラザ・スタッフが注文したもの👇(2人分)

 

前菜1 ブルゴーニュ産エスカルゴ(EUR8.90)

前菜2 マスのグラブラックス、ピンクペッパー添え(EUR6.50)

メイン1 鴨のコンフィのパルマンティエ、クリスピーオニオン(EUR14.50)

メイン2 ハドックのブランダード、サラダ添え(EUR12.80)

デザート タルト・タタン、濃厚クリーム添え(EUR4.90)

 

※料金は取材当時(2025年3月時点)のものです。

 

 

白ワイン25ml(EUR4.40)をひとつ注文するとグラスを2つ持ってきてくれました!

日本だと当たり前かもしれませんが、フランスではこの価格帯できちんとしたサービスを受けられることは少ないため、うれしい驚きがありました。

安いテーブルワインのみなので、ワイン好きの方には物足りないかもしれませんが、雰囲気を味わうには十分です🍷

 

 

前菜1 ブルゴーニュ産エスカルゴ(EUR8.90)

 

エスカルゴを注文すると、食欲をそそるパセリガーリックバターの香りとともに運ばれてきました。

あわせてエスカルゴの殻を挟む専用トングと、殻の中の身を引っ張り上げるミニフォークがついてきます。

いざチャレンジしてみると殻が滑りやすく、専用トングで挟むのはコツがいりました😅

上手に挟めたら、サザエを食べるときのようにミニフォークを少しねじり上げると身が出てきます。

 

エスカルゴ専用のトングとミニフォーク

熱々のエスカルゴから香ばしい香り

 

ソースもとてもおいしく、エスカルゴの身を食べた後はフランス流にパンにつけて、ソースも余すことなくいただきました🐌

 

ちなみにJCBプラザ・スタッフが訪れたときは、自家製フォアグラなどの人気メニューはすでに品切れとなっていました😔

食べたいメニューがある方は、レストランがオープンした直後の来店がおすすめです。

 

 

前菜2 マスのグラブラックス、ピンクペッパー添え(EUR6.50)

Gravlax.JPG
見た目はスモークサーモンのよう

 

ライム、サワークリーム、玉ねぎのマリネ、ペッパーを全部ほおばると、ちょうどよい酸っぱさも混ざり合い、マスに合うさわやかなおいしさでした😋

 

ノルマンディー郷土料理はもちろん、フランスの伝統料理も食べてみたいメニューがいろいろあって悩みました。

 

 

メイン1 鴨のコンフィのパルマンティエ、クリスピーオニオン(EUR14.50)

 

マッシュポテトに鴨のコンフィ肉のうまみが混ざり合い、食べ応えのある一品でした。

 

 

メイン2 ハドックのブランダード、サラダ添え(EUR12.80)

 

鱈(たら)とジャガイモを一緒に煮込んでペースト状にしたフランス南部のラングドック地方の郷土料理です。ハドックは塩辛いものが多いですが、やさしい味付けで大満足です😊

 

大衆食堂らしく、盛り付け方が豪快でシンプル!!

見ためがよく似ていますが、どちらもフレンチの定番であるマッシュポテトをベースにした鴨料理と魚料理です。

 

 

デザート タルト・タタン、濃厚クリーム添え(EUR4.90)

このデザートは量が多めだったので、スプーンを2つ持ってきてもらい、同行者とシェアしました。

 

 

じっくり時間をかけて調理されたりんごの甘みが、濃厚かつ酸味のあるクリームとよく合いました。

甘いバニラアイスが添えられることが多いタルトタタンですが、この店ではサワークリームでしたので甘すぎず、ちょうど良い締めになりました!

 

 

パリ在住JCBプラザ・スタッフのリアルな感想

海外でリーズナブルなお店に入るとき、味やサービスはもちろん、店の雰囲気や衛生面などが気になる方も多いですよね。

JCBプラザ・スタッフもお店を訪れる前はあまり大きな期待はしていませんでした💦

 

しかし、実際に「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」を訪れてみると、料理はシンプルな味わいながらどれもおいしく、他店ではあまり提供していないノルマンディー地方の郷土料理などもあり、うれしい驚きの連続でした!

 

 

JCBプラザ・スタッフはフランスの定番料理を注文しましたが、「ノルマンディーの穴」を含め、郷土料理にも挑戦してみませんか?

客層は地元の方がメインでしたが、旅行者や子ども連れの家族でも利用しやすいレストランで居心地がよかったです

 

 

※写真はイメージです。

※JCBプラザ・スタッフが試食したメニューは、2025年3月時点の情報です。ご利用の際は内容が異なる場合があります。

 

 

 

ル・プチ・ブイヨン・ファラモンの混雑情報と予約方法

 

ここでは、ル・プチ・ブイヨン・ファラモンを訪れる際に知っておきたい、混雑情報と予約方法をお伝えします。

 

 

ル・プチ・ブイヨン・ファラモンは並ぶ?(体験レポ)

ル・プチ・ブイヨン・ファラモンは予約なしでもご利用可能です。

JCBプラザ・スタッフは予約なしで平日のランチを試してみました。ピークタイムを過ぎた1:30PMごろに来店したところ、レストラン前にはまだ並んでいる人がいて人気の高さがうかがえました。列に並び、約5分で店内に案内されました。

 

\ピークタイム利用時は事前予約がおすすめです!/

 

 

人気店だから席を取っておきたい!オンライン予約も簡単!

ル・プチ・ブイヨン・ファラモンの予約方法を案内します。

 

1. 公式サイトにアクセス

公式サイト内の「Réserver une table」をクリックすると、右下に予約人数や日時を選択する画面が表示されます。

希望の日時を選んで、<Reserve>を押してください。 

 

ル・プチ・ブイヨン・ファラモンの予約方法英語.png

 

 

2. 氏名・電話番号・Emailを入力

リクエストがある場合は<Comments>欄に英語で入力してください。

利用規約「I accept the general terms and conditions」を確認したらチェックを入れて<Reserve>を押します。

 

ル・プチ・ブイヨン・ファラモンの予約方法英語2.png

 

 

3. 予約依頼を受領した自動メールが届く

この段階ではまだ予約は確定されていません。2~3時間以内にレストランから予約確定のメールが届きます。

 

 

4. 予約確定結果のメールが届く

予約内容を変更する場合は、予約確定メールにある予約変更のリンクから変更できます。

当日はレストランへ予約確定メールを提示しましょう。

 

 

※予約の際は、海外でも必ず受信が確認できるメールアドレスにし、間違いのないよう入力ください。

※通常お住まいの国では認証の手間なく受信ボックスが見られる方でも、海外に行くとデバイスが位置情報を検知し、二次認証が必要になるケースがあります。二次認証もスムーズにできるようご確認ください。

 

 

 

「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」の基本情報

 

◎ル・プチ・ブイヨン・ファラモン/Le Petit Bouillon Pharamond

所在地: 24 Rue de la Grande Truanderie, 75001 Paris

営業時間:11:45AM~0:00AM(深夜)

定休日:無休

交通手段:メトロ4号線「エティエンヌ・マルセル(Étienne Marcel) 駅」から徒歩約2分

 

 

 

※上の情報は2025年11月下旬のものであり、店舗の都合や情勢などにより予告なく変更となる場合があります。

 

◎お問い合わせ(JCBカードをお手もとにご用意ください。)

日本から(お電話):JCBプラザ ラウンジ・パリJCBプラザコールセンター(日本)

現地にて(お電話・ご来店):JCBプラザ ラウンジ・パリ

 

 

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