サンジェルマン・デ・プレ界隈の散策では外せない!シンボル的文学カフェ「レ・ドゥ・マゴ」

サンジェルマン・デ・プレ界隈の散策では外せない!シンボル的文学カフェ「レ・ドゥ・マゴ」

フランス / パリ

投稿者:JCBプラザ・スタッフ

パリの左岸、サンジェルマン・デ・プレ広場に位置するカフェ、「レ・ドゥ・マゴ/Les Deux Magots」は、このエリアのシンボル的存在でもある、歴史ある文学カフェです。

 

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© Sébastien Dubois-Didcock

 

2023年5月に改装を終え、昔ながらの伝統的な内装や雰囲気を残しつつも現代風の装飾とうまく融合し、さらにすてきな空間に生まれ変わりました。

メニューも一新され、良質の素材を使用したフランスの伝統的な料理や、お酒のおつまみとしてよく食べられるアミューズが魅力です。

カフェ利用だけでなく、しっかりとしたおいしい食事も楽しめるレ・ドゥ・マゴをご紹介します😉

 

【目次】


 

 

 

レストラン紹介

19世紀創業のレ・ドゥ・マゴは、メトロ4号線「サンジェルマン・デ・プレ駅」を出てすぐのところにある、サンジェルマン・デ・プレ教会の向かいに位置しています。

 

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© Sébastien Dubois-Didcock

 

カフェができる前、この場所には絹織物店があり、その店内に2体の陶製の人形「レ・ドゥ・マゴ」が飾られていたことが店名の由来となっています。そして現在でも、2体の陶製の人形は店内に飾られています。

 

1900年代に入り、カフェの存在は次第にパリの生活文化において重要な役割を果たす場所となり、アーネスト・ヘミングウェイや、ジャン・ポール・サルトルといった著名な芸術家や知識人などがこの店の常連となりました。そして1933年には、常連だった文豪たちによってドゥ・マゴ賞が設立され、文豪たちに愛されたカフェとして有名になりました

現代では映画撮影の舞台としても使用されています。

 

 

 

 

★ JCBプラザ・スタッフの体験談 ★

JCBプラザ・スタッフはランチタイムの早めの時間に、予約せずに行ってみました。

基本的に空席があれば予約なしでも入れますが、食事の前後に予定がある場合は、事前にオンライン予約をした方がスムーズで安心です。

 

予約方法はいたってシンプル。

公式サイトの「Booking(予約)」ページから日時・人数・名前・電話番号・メールアドレスを入力のうえ送信すれば、予約受付完了メールが届きます。あとは当日レストランのスタッフにそのメール画面を見せるだけ。予約手数料はかかりません。

 

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空席数に余裕があれば店内かテラスかの希望を聞いてくれるので、好きな席を選べます👍

この日はお天気も良く暑かったのと、テラス席がかなり賑わっていたので、涼しくて落ち着いた雰囲気の店内を選びました。

 

日本語メニューもありますので、ほしい方はサービススタッフに頼んでみましょう。

朝食から夕食まで、時間帯によってメニュー内容が変わります。

公式サイトにも日本語メニューがあるので、あらかじめ何を注文するか選んでおくとスムーズですね。

※メニュー変更時など、日本語メニューの用意がない場合があります。

 

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前菜には「鴨のフォアグラとポワラーヌのパンのトースト」を選びました。

軽くトーストした温かいポワラーヌのパンに濃厚な鴨のフォアグラ、スパイスとともに甘く煮つけたパイナップルのチャツネペーストをのせて頬張ると、自然と笑顔になるおいしさ。チャツネペーストは一般的にイチジクであることが多いですが、新しい発見ができてうれしいサプライズでした。

 

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© Sébastien Dubois-Didcock

 

同行者は「グリーンアスパラガスのミモザ仕立て レモンソース」をチョイス。

少しシャキッとした歯ごたえが残る新鮮なグリーンアスパラガスと、さっぱりとしたレモンソースが卵によってまろやかになり、食欲が刺激されます。

 

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つづいてのメインは、「地鶏の胸肉レモングラス風味、ピラフライス添え」。

ふっくらローストされた地鶏肉はジューシーで柔らかく、レモングラスで風味づけされたソースはさっぱりとした味わい。サイドに添えられたピラフライスも優しい味付けで、ソースとともに最後までおいしくいただきました。

 

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© Sébastien Dubois-Didcock

 

同行者が選んだメインは、「ナイフカットのシャロレー牛タルタルステーキ  ドゥ・マゴ風」。

ナイフで豪快にカットされた新鮮な牛のタルタルステーキに、香ばしくローストされたクランブル(小麦粉・砂糖・冷たいバターを混ぜてそぼろ状にしたもの)が添えられているのが特徴的。たっぷりのサラダとフライドポテトもついているので、この一品だけで満足感が味わえることでしょう!😋

 

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© Les Deux Magots

 

デザートには、有名パティスリーシェフのケーキ「アルノー・ラエール/Arnaud Larher氏のパティスリー」を選びました。

サービススタッフが宝石のように並んだケーキのトレイを持ってきてくれます

何のケーキか聞けば、ひとつひとつ丁寧に説明してくれますので、お好きなパティスリーを選びましょう🍰

 

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どれもおいしそうなので迷いましたが、赤い木の実のケーキをチョイス。

ビスキュイやチョコレートが幾層にも重なったケーキで、味は甘さ控えめ。ベリーの甘酸っぱさがほんのりとしたアクセントになっていて、とてもおいしかったです😊

 

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© Sébastien Dubois-Didcock

 

お店には観光客から地元の方までさまざまな人が訪れ、皆さん心地良さそうに会話や食事を楽しんでいました。また、サービススタッフはプロ意識をもった機敏なサービスと感じの良い笑顔で接してくださり、とても好印象でした。

 

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© Sébastien Dubois-Didcock

 

サンジェルマン・デ・プレ地区でのショッピングや散歩の合間に、この歴史ある文学カフェ「レ・ドゥ・マゴ」でお茶や食事を楽しみながら、かつての芸術家たちが過ごしたこのカフェの雰囲気をぜひ感じてみてください

 

店内ではティーカップなどのキッチン雑貨を中心としたオリジナルグッズも販売しているので、パリ旅行の記念に購入してみるのもいいですね。

お支払いはJCBカードでどうぞ 

 

 

※写真はすべてイメージです。

※JCBプラザ・スタッフが試食したメニューは、2023年9月時点での情報です。ご利用の際は内容が異なる場合があります。

 

 

 

料金目安

◼️ランチセットメニュー

 前菜+メイン EUR38 (平日のみ 11:30AM~6:30PM)

 

◾️クロック・ムッシュー EUR17~

◾️クラブサンドウィッチ EUR25~

◾️サラダ EUR 20~

 

◾️前菜 EUR14~

◾️メイン EUR29~

◾️デザート EUR14~

 

◾️お子様メニュー EUR16

 

<ドリンク>

◾️グラスワイン EUR9~

◾️ミネラルウォーター EUR5.5~

◾️コーヒー EUR5

◾️ココア EUR9.5

◾️紅茶 EUR8

 

 

 

加盟店基本情報

◎レ・ドゥ・マゴ/Les Deux Magots

所在地: 6 Place Saint-Germain-des-Prés 75006 PARIS

電話番号:01 45 48 55 25

営業時間:7:30AM~翌1:00AM

 <朝食>7:30AM~正午

 <ランチ>月~金 11:30AM~6:30PM

 <ブランチ>土・日・祝 11:00AM~3:30PM

 <ディナー>6:30PM~翌1:00AM

定休日:無休 

交通手段:メトロ4号線「サン・ジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain-des-Prés) 駅」から徒歩約1分

 

※上の情報は2023年10月中旬のものであり、店舗都合や情勢などにより予告なく変更となる場合があります。

 

◎お問い合わせ(JCBカードをご用意のうえご連絡ください。)

日本から(お電話):JCBプラザ ラウンジ・パリJCBプラザコールセンター(日本)

現地にて(お電話・ご来店):JCBプラザ ラウンジ・パリ