ヨーロッパの駅での日本人を狙ったカード犯罪にご注意ください!
日本人旅行者の同情を誘いカードを騙し取る手口が、ヨーロッパ、とくにフランス・イタリアで多発しています。
【手口の詳細】
1.鉄道の駅で、犯人が「乗車券を買いたいが自分のクレジットカードが使用できなくなり、券売機は現金を受けつけないので困っている。」などと話しかけて同情を誘う。
2.「切符代は現金で支払うので、クレジットカードで代わりに払って欲しい。」と犯人が頼んでくる。
3.頼まれたとおりに自分のクレジットカードを券売機に入れて操作すると、そのときに入力している暗証番号を盗み見られる。またその際、犯人は故意に誤った操作を案内するため、券売機から切符は出てこない。
4.犯人は自分の財布などを被害者に預けて信用させ、「駅の担当者に聞いてくる。」などと言ってクレジットカードを渡すよう要求し、そのままクレジットカードを奪い逃走する。または隙を見て別のクレジットカードにすりかえ、被害者には別のクレジットカードを渡す。
5.数十分以内にそのカードが不正使用される。
その他フランスでの犯罪発生状況や防犯対策について、外務省の「海外安全ホームページ」もご確認ください。
外務省 海外安全ホームページ(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=170)
このような被害が多発しているため、絶対に第三者にはクレジットカードを渡さないようにしてください。また、暗証番号の入力時は第三者に盗み見られないようにするなど、十分にご注意ください。
万が一、被害にあわれた場合には、現地の警察に届け出るとともにすみやかにJCB紛失・盗難海外サポートへご連絡ください。
JCB紛失・盗難海外サポート
※一部対象とならないカードがあります。詳しくは、所属するカード発行会社までお問い合わせください。