巨大なレピュブリック広場がリニューアルし、クリーンにイメージチェンジ!

巨大なレピュブリック広場がリニューアルし、クリーンにイメージチェンジ!

フランス / パリ

投稿者:たびらば特派員

バカンスが終了し、いよいよ日頃の活気を取り戻しつつあるパリより、
フレッシュな新名所をご紹介します。


パリで最も大きな広場のひとつで、若者に人気のおしゃれなマレの3区、
そしてパリのいにしえに触れるサン・マルタン運河のある10区、
おいしいビストロの立ち並ぶ下街が香る11区と3区の間にまたがって広がるレピュブリック広場。
レピュブリックとは共和国を意味し、
フランスの正式名称Republique Francaise(フランス共和国)の共和国を名に冠した場所
ということもあり、中央にはフランスの象徴となるマリアンヌ像が立っています。



私はこの地区に住んでいたのですが、正直頻繁に訪れる場所ではありませんでした。
マレに歩いて行くにもこの広場を横切らないと行けないとはいえ、
足が進まなかったものです。
共和国広場はデモ隊が集まることでも知られ、浮浪者も見かけられる状態でした。それでなのか楽しいお祭りや
イベント会場になりにくい広場だったのです。

メリットといえば、
メトロの3/5/8/9/11号線と5つの線が交差している場所に位置するため、
交通の便がよく、パリの移動には便利😳




ところが、約2年の月日を経てレピュブリック広場がリニューアル!
明るくクリーンな広場に生まれ変わりました!
しかし、この2年間の工事中の凄まじかったこと......埃っぽいうえに、交通渋滞の著しいこと。
まさか完成する日が来るなどとは想像していませんでした。

ちなみに名前の由来通り、デモはまだここで行われますので、

大勢で声を高らかに訴えている様子のときは、くれぐれもご注意を。



さて、
2013年6月に披露された広場はこんな感じです!



以前はマリアンヌ像の周りを車がビュンビュン走っていましたが、
一帯に車が入らないようになりました。
途端にローラースケートやスケートボードを楽しむ
パリジャンが集まり、日々にぎわってます。
大道芸人のパフォーマンスだけでなく、大掛かりなコンサートも行われ、
いよいよカルチャー満喫度の高い広場に。



なんとアップライトのピアノを持ち込み、演奏する若者もいます。
クラシックやジャズなどを演奏し、拍手喝采。
私も彼の弾くピアノの音色にうっとりし、
ピアノのうえに載せられた籠に数ユーロを入れました。



この写真のようにピアノを聴く人もいれば、
井戸端会議をする人、マリアンヌ像の足下にある噴水に足をつけて涼む人、
ベンチに座って人々を眺める人など多くの人がいます。
とくに晴天の日には一気に人口密度が上がるパリジャン憩いの

人気スポットへと変貌を遂げました!

ほかのミュージシャンも演奏しています。



噴水の縁に座る人、足を水に浸けている人、
子供たちは水の中で戯れる....のんびりした時間が流れます。





こんなパリの一日をみなさんもぜひ味わってください。


広場へのアクセス
メトロ3/5/8/9/11号線Republiqueレピュブリック駅から
地上に出るとすぐに広場がレピュブリック広場があります。