19世紀の邸宅美術館「ジャックマール・アンドレ」で優雅な半日を☆
凱旋門とプランタン百貨店を結ぶオスマン大通りに位置するジャックマール・アンドレ美術館は、1869年に建築された、銀行家のエドゥアール・アンドレと画家ネリー・ジャックマール夫妻の豪華な邸宅です。
19世紀ブルジョワの暮らしぶりが伺える邸宅と、世界有数の個人コレクションと言われるほどの数々の素晴らしい芸術作品が見事に溶け込んだこの邸宅美術館の見どころをご紹介します
また、美術館に入ってすぐ右側にあるティーサロンでは優雅なひとときを過ごせます 🍰☕️
【目次】
ジャックマール・アンドレ美術館のアクセス・チケット購入方法
メトロ最寄駅からのアクセス
ジャックマール・アンドレ美術館は、メトロ9・13号線「ミロメニル(Miromesnil)」駅より徒歩約6分、オスマン大通りにあります。
メトロ駅の出口表示「アヴェニュー・ペルシエ(Avenue Percier)」を目印に地上に出て、コンサートホール「サル・ガヴォー(Salle Gaveau)」を背にしてまっすぐペルシエ大通り(Avenue Percier)を進むと、オスマン大通り(Bd. Haussmann)に出ます。左へ進むと、右手にこの美術館が見えてきます。オペラ界隈から行く場合は、22番のバスが目の前に停車するので便利です🚍
チケット購入から入場まで
建物の中へ入りまっすぐ進むと外への扉の手前左側にチケット購入窓口があり、ここでチケットを購入します。
美術館への入場券なしでも、併設カフェやおみやげショップの利用は可能です
チケットを購入し扉の外のカーブの道を進むと、美術館とカフェが併設された建物が見えてきます。
美術館正面に向かって左側に、セルフサービスで利用できるクロークルームがあります。中型の荷物やコートなどは、デポジット用の1ユーロコインで施錠でき預けることができますが、スーツケースなどの大きな荷物は持ち込みが禁止されています。お出かけの際に予めご注意ください。
JCBプラザ ラウンジではセルフロッカーのサービスがご利用いただけます。(土日、フランスの祝日を除く)
美術館への入り口はカフェの入り口と同じ、正面向かって右側にあります。
入り口入った正面が美術館の見学入り口です。スタッフにチケットを提示したら、さあ自由見学開始です!
美しい邸宅美術館内の見どころ
裕福な銀行家エドゥアール・アンドレと画家ネリー・ジャックマール夫妻は非常に熱心な芸術品の収集家でした。
生涯をかけて様々な絵画や彫刻、調度品などが収集され、現在は18世紀のフランスやイタリア・ルネッサンス、オランダなどの絵画や、美術工芸品や家具、調度品などが所蔵されています。
地上階には、フラゴナールやナティエなどの18世紀のフランス絵画、レンブラントをはじめとするオランダ絵画、彫刻など、日本式2階では巨大フレスコ画やイタリアのルネサンス時代の作品を中心に鑑賞することができます。
美術作品だけでなく、19世紀のブルジョワの暮らしぶりが伺える16の部屋そのものも見どころです。
館内のオアシス、冬の温室庭園「ジャルダン・ディヴェール」
豪華なパーティーに使われた大サロンや、当時としては珍しかった貴重な温室庭園が見られるのも、この美術館ならでは
見学途中、大理石の螺旋階段に近づくにつれて、外からの光が差し込む場所へ吸い込まれるように進んでいくと、そこには「冬の庭」と呼ばれる温室庭園が広がります。
ガラス張りの天井や窓からの光を受けた観葉植物も生き生きとしていて、とても開放的で癒されました![]()
特別展開催期間中の入場チケットには特別展の見学も含まれています。
写真撮影は可能ですが、フラッシュ使用は厳禁です。📷
あらかじめジャックマール・アンドレ美術館の専用アプリ(無料)をダウンロードしておくと、「常設展」・「特別展」の2種類のツアーがアプリで聞けます。
(※常設展は日本語含む10か国語あり。特別展は英語またはフランス語)。
ジャックマール・アンドレ美術館併設ショップ
見学を終えた後は、ぜひおみやげショップに立ち寄ってみてください。
関連書籍はもちろん、開催期間中の特別展関連グッズやエコバッグ、絵はがき、文具類、お子様用学習教材、食器、アクセサリーなど、どれもすてきなものばかり揃っています![]()
美術館の建物の外に出て、来たときのカーブの道を下っていくと、チケット購入窓口の手前に「ブティック&出口はこちら」の表示があります。
表示に沿って右側の扉を開けて入ったところが、おみやげショップです。
ショップ入り口付近は書籍類が豊富
特別展開催中の関連グッズ
アート写真集やポストカード、マグネットなど
広々としたショップの入り口には美術館関連書籍やアート写真集、ポストカードなどが豊富に並んでいます。
奥には、アクセサリーやパリ関連グッズ、メモ帳やノート、ペン類などがあり、見ていて楽しいものばかり
ノートなどの文具類やパズルなど
レトロな雰囲気のお子様用学習教材
隣のエリアには、インテリア・キッチン・ファッション雑貨、アロマ関連グッズなど、さまざまなシーンで使える魅力的なものが多いですよ。
デザイン豊富なエコバッグ
優雅なティータイムの演出に。。
ロマンチックな柄のレターセットや、ティーカップなど
旅の思い出に、おみやげに、きっとお気に入りのプレゼントが見つかるはず
おみやげショップは、美術館を見学しなくても利用できます!
空いた時間におみやげだけ買いに来るついでにカフェを楽しむなども良いプランですね。
お支払いはJCBカードでどうぞ
美術館鑑賞の締めくくりに!ティーサロンの紹介
ジャックマール・アンドレ美術館のハイライトは、豪華な美術コレクションだけではありません。
見学の後は、かつてアンドレ夫妻の食堂として使われていた場所がそのままカフェとして公開されている「ル・ネリー (Le Nélie)」で、ぜひ優雅なティータイムをお楽しみください。
壁一面に飾られた17世紀の美しいタピスリーや高い天井のフレスコ画、その他の美術コレクションにより、非常に優雅な雰囲気が味わえます。
入場券なしでも利用できるのが魅力です。予約は受け付けていませんが、気軽に利用できるのがうれしいですね😊
地元の人や家族連れ、近くのビジネスマンが多く、服装も比較的カジュアル。
パリ屈指のパティシエが作るサクサクのタルトや日替わりのパティスリーが、常時複数用意されています。
また、ティータイムだけでなく、ランチタイムの食事や週末限定で提供されるブランチも大人気。天気の良い日には美しい中庭のテラス席で、優雅な休憩をぜひ満喫してください。
美術館鑑賞の最高の締めくくりになること間違いなし!😉
メニューの詳細はこちら
いかがでしたか?次回のパリ滞在の予定には、ぜひジャックマール・アンドレ美術館と併設カフェを入れてみてください❣️
※写真はイメージです。
※上の記載の内容は、JCBプラザ・スタッフが2021年12月に視察した時の情報です。ご利用の際は内容が異なる場合があります。
ジャックマール・アンドレ美術館 基本情報
◎ジャックマール・アンドレ美術館/ Le Musée Jacquemart-André
所在地:158 Boulevard Haussmann 75008 Paris
電話番号:01 45 62 11 59
営業時間:月~木10:00AM~6:00PM(金10:00AM~10:00PM/土日10:00AM~7:00PM)
※特別夜間開館日時については、こちらでご確認ください。
※最終入館は閉館時間の30分前まで
※ショップは美術館の開館時間に準じます。ショップのみの利用可。
(カフェ):月~木 9:00AM~6:00PM /金 9:00AM~10:00PM/土日 11:00AM~7:00PM (11:00AM~2:30PMはブランチのみ)
※最終入店は閉店時間の30分前まで
※併設カフェでは予約の受付はしていません。
定休日: 年中無休
交通手段:交通手段:メトロ 9・13号線「ミロメニル(Miromesnil) 駅」より徒歩約6分
【入館料】※2025年10月時点
< 特別展開催期間中 > ※常設展と特別展エリアの見学が含まれます。
一般 EUR 18.5
シニア(65歳以上) EUR 17.5
19~25歳 EUR 15
7~18歳 EUR 9.5
ファミリー(大人2人+7~17歳の子供2名) EUR 49
< 特別展開催期間外 >
一般 EUR 13
シニア(65歳以上) EUR 12
19~25歳 EUR 11
7~18歳 EUR 8
ファミリー(大人2人+7~25歳の子供2名) EUR 37
※7歳未満は無料。年齢証明が出来る書類をあらかじめご用意ください。
※特別展開催期間中はとくに混雑が予想されるため、オンライン予約を強く推奨。チケットをお持ちでない場合は、入場が保証されません。
※入場券販売についてはこちらより詳細をご確認ください。
※パリ・ミュージアム・パスでの利用不可。
※JCBプラザ ラウンジ・パリでは、電話でのオンライン予約の代行や、ご自身で行った予約内容のお問い合わせは承っていません。
※株式会社 ジェーシービーでは、スマートフォンアプリやオンラインストアなど、ご予約先でのトラブルに関して一切責任を負いません。
※一部JCBカードが利用できないところがあります。
※上の情報は2025年10月下旬のものであり、情勢などにより予告なく変更となる場合があります。
◎お問い合わせ(JCBカードをご用意ください。)
日本から(お電話):JCBプラザ ラウンジ・パリ、JCBプラザコールセンター(日本)
現地にて(お電話・ご来店):JCBプラザ ラウンジ・パリ

