約400万点の膨大なコレクションを所蔵する国立博物館

約400万点の膨大なコレクションを所蔵する国立博物館

イギリス / ロンドン

投稿者:たびらば特派員

ロンドンの観光スポットではずせない場所のひとつ、
「ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館」。
友人との待ち合わせ時間まで少し余裕があったので、
ふらりと寄ってみました。

ロンドンの美術館や博物館の入場料は、ほぼ誰でも無料です。
ちょっとした時間にふらっと鑑賞できる気軽さは、日本ではなかなか味わえませんよね。

「ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館」は
各国の古美術・工芸・デザイン、現代美術、
文化・ファッションの歴史、ジュエリーコレクションなど
約400万点の膨大なコレクションを所蔵している大博物館。
端から端までじっくり観ようとするのは、1日あっても足りるかどうか、という量です。

私にとってここは、新しい発見やひらめき、
いろいろなインスピレーションを得られるすばらしいスポットです。

館内の紹介ポイントはたくさんあるのですが、
ファッションの企画展示が多いので
今回は女性目線でいくつかピックアップしてみました。



エントランスの壮大なモダンアートオブジェが出迎えてくれます。



とてもかわいい花柄の中世の衣装が飾られています。
ウエストのデザインは現代のファッションにも通ずるものがありそう。



ラグジュアリー・ブランドのひとつ、
Christian Dior(クリスチャン・ディオール)の
60年代の宝飾デザインの展示もありました。
こちらはオートクチュール。



こちらは特別企画展。
来年(2014年)2月16日(日)まで行われる
"Club to Catwalk: London fashion in the 1980s"。
パンクなファッションが堪能できます!



宝飾品が並ぶジュエリーコーナーは、
約3,500点もあるといわれていて、
18世紀から20世紀前半の物が展示されています。
こちらは1850年ごろのもの。輝きは永遠です。



18世紀のヨーロッパで最も強力な支配者であった「プロイセンの王」、
フリードリヒ大王のかぎタバコ入れ。
とてもゴージャスで魅了されました。





中庭にでると大きな噴水があり、ちょっと一息つけます。
大勢の子どもたちが遊んでいて
夏休みはたいへんにぎやかな場所になります。



中庭ではランチも食べられます。
トーストされたバケットのなかにソーセージが入ったパンは
シンプルながらとてもおいしいので、行列ができていました。
芝生の上でピクニック気分で食べられます。





女性向けアイテムのおみやげコーナーも充実しています。

先日まで行われていたイギリスを代表する「マルチ・ミュージシャン」
David Bowie(デヴィッド・ボウイ)の商品が好評につき、販売が続いていました。


ちなみにこの近隣には、
自然史博物館や、科学博物館、人類博物館、
ロイヤルアルバートホールなどがあり、
美術館のはしごもしやすいです。


【スポット名】ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)
【所在地】Cromwell Road, SW7 2RL,LONDON ENGLAND(クロムウェル・ロード ロンドン)
【開館時間】10:00AM~5:45PM(金曜は10:00PMまで)
【休館日】12月24日~26日