ラーマ5世時代にさかのぼるチャオプラヤ川沿いの船上レストラン「シリマハンノップ」で豪華なディナーを!
本日紹介するのは、「バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパーク/Bangkok Marriott Marquis Queen's Park」が運営する5ッ星のレストラン「シリマハンノップ/Sirimahannop」。
チャオプラヤ川河畔の野外モール&ナイトマーケット「アジアティーク・ザ・リバー・フロント」で注目の船上レストランです。
タイの国王ラーマ5世の時代に使用された海軍帆船・貿易船を模しており、伝統的で魅惑的な雰囲気を楽しめます。
まず、「シリマハンノップ」が停泊しているASIATIQUE船着き場までの行き方を紹介します。
BTSシーロム線の「サパンタクシン駅」2番出口からチャオプラヤ川方面、サトーン船着き場(Sathorn Pier)に向かいましょう。
「アジアティーク・ザ・リバー・フロント」行きの看板(赤い看板)に従って、シャトルボート乗り場まで行きます。
ASIATIQUEの看板を持っているスタッフが案内してくれます。
※毎日4:00PM~11:30PMまで、30分ごとに運行しています。
(サトーン船着き場発:4:15PM~11:15PM、ASIATIQUE船着き場発:4:00PM~11:30PM)
※「サパンタクシン駅」からASIATIQUEまで船を利用しないで、タクシーでも約10分で行けます。
ASIATIQUE行きのシャトルボートが来ました!
早速、シャトルボートに乗りましょう~
出発してから10分程経って、ワット(お寺)と観覧車が見えたら、もうすぐ到着!
「シリマハンノップ」はASIATIQUEの船着き場(入り口)のそばに停泊しているので、「アジアティーク・ザ・リバー・フロント」の看板としてもよく知られています。
ようやくASIATIQUEの2番桟橋(Pier No.2)に到着。
桟橋から降りてすぐ、壮大な大型船「シリマハンノップ」を発見。
川に沿って真っ直ぐ歩いたら、「シリマハンノップ」のチェックインカウンターがあります。
地上の受付スタッフがレストランの看板前で待機しています。
予約名を伝えると、左側の入り口に案内してくれました。
入り口からASIATIQUEの1番桟橋(Pier No.1)まで行きます。
桟橋に着いてすぐ、警備員が船までエスコートしてくれるので安心です。
階段を上がったら、船上レストランに到着!
5:30PMごろに着きましたが、雨が降りそうで空が曇っていました。
雲のない日はより一層景色が美しいでしょう。
上船すると、アンティークな内装でありながら、開放的なデッキの空間が見えます。
今日は少し雨が降りそうなので、アッパーデッキに雨除けを張ってくれました。
(普段は屋根がなく、空全体を見渡すことができます。)
この船にはエンジンがなく、碇を下ろしていないため、程よく波の揺れを感じられ、チャオプラヤ川でリバークルーズを楽しんでいる気分が楽しめます。
席に着いたら、スタッフがメニューを持ってきてくれます。
メニューには写真がないため、自分のスマートフォンで2次元コードを読み取るか、レストランのタブレット端末でメニューの写真を確認します。
夕方になるにつれ、船上の雰囲気がロマンティックに。
料理を注文した後は、1階デッキ(Lower Deck)を見て回りましょう。
階段付近の床はラーマ5世時代によく使われていた柄のタイルが施され、船内は実際に船員が生活していた時代のレプリカで装飾されていて、当時の雰囲気が再現されています。
こちらは小さな展示コーナーで、タッチスクリーンに「シリマハンノップ」の歴史がタイ語と英語で映し出されています。
タッチスクリーンの前にあるテーブルと椅子も、その時代に実際に使われていたものを模して作られたものです。
隣にあるオレンジ色の柱には、船がいかに当時の人々にとって身近な存在であったかを示す風景が描かれています。
ほかにもイベント専用のテーブルがあり、プレゼンテーションや映像が投影できる大きなスクリーンも設置されています。
さらに船内の各所にラーマ5世時代のさまざまな写真が飾ってあり、写真の横にある2次元コードを読み込むことで歴史を詳しく知ることができます。(タイ語と英語対応)
船内を見終わったので、アッパーデッキに戻ります。
ちょうど料理がきたので、早速食べましょう!
最初に頼んだのはシリマハンノップ一番の人気メニュー「SIGNATURE FINE DE CLAIRE (FRANCE) 」699THB(税・サービス料別)。
6枚の新鮮なフランス牡蠣がピリ辛のタイ風シーフードソース(ライム、青唐辛子、ナンプラーなどを混ぜあわせたソース)とパイナップル酢のソースと一緒に提供されます。
弾力のあるぷりぷりした食感で、シーフードソースとの相性が抜群な一品。
続いては、「PEANUT AND TURMERIC CHICKEN」190THB(税・サービス料別)。
ココナッツミルクとピーナツ風味の甘いカレーに煮込んだ鶏肉が入っています。
タイの宮廷料理のひとつ、揚げたお米「カオタン・ナー・タン」をカレーに付けていただきます。
次は「SIRIMAHANNOP FISH TACOS」490THB(税・サービス料別)。
しっとりやわらかなトルティーヤ生地にカリカリした魚のフライをのせて、上にアボカド&サワークリームをかけたタコスです。組み合わせがぴったりな一品でした。
最後に頼んだのは「GULF OF THAILAND SPICY EGGPLANT CURRY」350THB(税・サービス料別)。
タイ南部の濃厚なカレーで、じゃがいも、トマト、なすがたっぷり入っています。
タイの本格的な辛さにあう焼きロティと紫色のライスベリー(タイ米)がセット。
辛いものが苦手な方は、「辛くない」という意味の「マイペット」で注文するのがおすすめです。
満腹になったので、もう一度デッキを冒険!
こちらはバーカウンターで、モクテル、カクテルなどが一通り揃っています。
ここで注文したドリンクは、シグネチャーカクテルの「I AM FARANG」380THB(税・サービス料別)。
こちらのカクテルは、ラーマ5世時代に輸入したお茶の箱からインスピレーションを受けた黒い箱に入って提供されます!
「FARANG」はヨーロッパ系の人を指すタイ語の言葉で、本来は「グアバ」の意味。
ジンをベースにしたカクテルで、アールグレイの茶葉、ライム、グアバなどがバランス良くミックスされた、さっぱりした1杯!
シリマハンノップで最も注目されている部屋は、こちらの「船長部屋」。
(6名様のテーブルで、予約は2万THB以上の利用に限ります。)
「船長部屋」では6名様向けの特別なコースメニュー「The Captain's Cabin Experience」が用意されています。(詳しくはレストランにお問い合わせください。)
テーブルの後ろに秘密の部屋まで下りる階段を発見。
「Private Area」と書いてあり、ワクワク感がたまらない。
階段を下りると秘密の部屋に到着。
元々、ラム酒の保管所として使われていたので、内装は倉庫のようなたたずまいで、天井にもたくさんのラム酒が置かれています。
ラム酒が好きな方にとって、最高の一部屋でしょう。
隠れ部屋とはいえ大きなソファーがあるので、パーティーなどの特別な機会にも利用できます。
帰る前にアッパーデッキに戻り、船内と周りの雰囲気を観賞。
「シリマハンノップ」の先端部分の席を見ていきましょう。
先端部分からはラーマ3世橋が見え、チャオプラヤ川の夜景をさらに堪能できます。
本日は「シリマハンノップ」でラーマ5世の時代の魅惑的な雰囲気を味わえました。
本格的なタイ料理に厳選されたシーフード料理、そして絶品のカクテルで船上レストランを満喫✨
チャオプラヤ川沿いの大型船「シリマハンノップ」で豪華な食事をお楽しみください!
※上の情報は2024年4月下旬の情報であり、料金や営業状況などは店側の都合により、予告なく変更となる場合があります。
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