エッフェル塔近くのセーヌ川沿い「ケ・ブランリー・ジャック・シラク美術館」でアジア・オセアニア芸術に浸ろう!

エッフェル塔近くのセーヌ川沿い「ケ・ブランリー・ジャック・シラク美術館」でアジア・オセアニア芸術に浸ろう!

フランス / パリ

パリ中心部、エッフェル塔近くのセーヌ川沿いにある「ケ・ブランリー・ジャック・シラク美術館」

アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカの芸術と文明に焦点を当てた、およそ30万点もの作品を所蔵しています👏

1 prodnb05708 ©musée du quai Branly, photo Nicolas Borel 2 retouchée par ....jpg

 

美術館へは、RER C線「Pont de l'Alma(ポン・ドゥ・ラルマ)駅」で降り、セーヌ川添いをエッフェル塔に向かって真っすぐ歩き、約10分で到着。美術館周辺のほかのメトロの駅で降りても、エッフェル塔が目印となるので、わかりやすいです👍

 

【目次】

 


 

美術館の紹介

元フランス大統領のジャック・シラク氏が指揮をとり、2006年にオープンしたとてもモダンなつくりのこの美術館は、カルティエ現代美術財団などを設計した、世界的建築家ジャン・ヌーベル氏によるもの🌟

 

本物の植物で覆われたウォールグリーンは季節ごとに違った顔を見せます。

建築作品としても有名なこの建物の見学目当てで来る人も多いそうです😲

 

4 Mur végétal 13428 © musée du quai Branly, photo Nicolas Borel.jpg

 

モダンな美術館の外観は、一面大きなガラス張り!

「MUSEE DU QUAI BRANLY - JACQUES CHIRAC」の表示がある入口から入ると、中には大きな庭園が!

 

 

5 17749 © Nicolas Borel.jpg

 

パリ市内にこんな大きなグリーンスペースはなかなかありません。

この日はとても寒くて先を急ぎましたが、天気のいい日の散策は気持ちよさそうです💕

夜間だと、庭園のイルミネーションも見ることができます⭐️

 

 

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庭園内にあるチケット売り場の案内表示に添って進むと、建物の下に「BIlletterie(チケット売り場)」があります。

とても広いホールの左側には、インフォメーションがあり、オーディオガイドは有料で借りられます(日本語なし)。

企画展の入口は右側ですが、常設展の入口は真ん中にあるスロープです。

 

常設展へ続くスロープは、パリからどこか異国へ向かう道を象徴しており、下を見ると、地面には川のようにたくさんの言葉が投影されていて、これもアーティストの作品のひとつだそう😃

 

 

3 plateau océanie 2  Nicolas Borel.jpg

 

薄暗く、不思議な空間。

途中、右側に大きなガラス張りの円形の中に、たくさんの楽器を保管しているのが見えます。

美術館は、現在も常に作品を収集していて、展示しているものはほんの一部だそう。

 

スロープを上りきると、常設展のスペースに到着です。

見渡すと、仮面や銅像などが展示されていて、すっかり別世界にいるよう😆

ちょうど着いた所の窓からエッフェル塔が見えたので、「パリにいるんだ」と我にかえりました😂

アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカの4大陸ごとのカテゴリーはそれぞれ色分けだけで壁などの仕切りがなく、 開放的な空間で、自由に見学できます。

 

 

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文明に焦点を当てているだけあり、展示されているものは、宗教・神・先祖関連のお祈りや儀式などに使用していた、像や仮面がたくさん!

古代から現代に至る美術品・民具・衣服・装飾品などを眺めているだけで、各地域の生活の様子が少し垣間見えたような気がします。ピカソがインスピレーションを受けた南アフリカ、ガボンの像などもありました。

 

日本語の説明はありませんが、作品の近くに映像が投影されているので、イメージしやすくなっています。

さらに英語表記の説明文と一緒に、壁にタッチパネルも設置されています👌

タッチパネルは自分で操作して、各地域の儀式やダンスなどの映像や案内なども見ることができます。

 

この日は、課外活動らしき学生のグループを何組か見かけただけで、あまり混んでおらず、ゆっくり観賞できました。

ところどころに設置されている椅子に座ってゆったり作品を眺めて過ごせます🙆

企画展内容は公式サイトにてご確認ください。

 

 

2 ymago_prodcz03520 jardin © musée du quai Branly, photo Cyril Zannettacci.jpg

 

同じ庭園の敷地内には、エッフェル塔が一望できるレストラン「レ・ゾンブル」もあります🍴

アラン・デュカス氏の指導の下、「レ・ゾンブル」のシェフ、アレクサンドル・サンペレ氏が地中海風のコンテンポラリーなフランス料理を楽しませてくれます

レストラン予約をご希望の方は、渡航前にJCBプラザコールセンター(日本)までどうぞ!

 

エッフェル塔の近くまで来たら、「ケ・ブランリー・ジャック・シラク美術館」を訪れてみてはいかが?

主要な観光地にはすでに行ったことがあるという方にも、おすすめです😁

 

 

施設の基本情報

◎ケ・ブランリー・ジャック・シラク美術館/MUSEE DU QUAI BRANLY-JACQUES CHIRAC

所在地:37 QUAI BRANLY 75007 PARIS

電話番号:0156617000

営業時間:火~土・日 10:30AM~7:00PM/木 10:30AM~10:00PM ※チケット販売は閉館の1時間前まで。※12/24・31は6:00PMに閉館。

定休日:5/1、月曜、クリスマス 

交通手段:RER C線「Pont de l'Alma(ポン・ドゥ・ラルマ)駅」から徒歩約10分

 

【入場券料金】※2023年11月時点

●一般料金  12ユーロ

●18歳未満 無料(年齢証明要)

※毎月第1日曜日は入場無料。

 

🌟 パリ・ミュージアム・パス対象施設

ケ・ブランリー美術館を含む、パリとイル=ド=フランスの60ヵ所の美術館やモニュメントに入場できるパスです。

※JCBプラザ ラウンジ・パリでの、パリ・ミュージアム・パスを含むチケット類の販売は終了しました。

 

※館内ショップ、カフェではJCBカードは利用できません。

 

◎お問い合わせ(JCBカードをご用意ください。)

日本から(お電話):JCBプラザ ラウンジ・パリJCBプラザコールセンター(日本)

現地にて(お電話・ご来店):JCBプラザ ラウンジ・パリ

 

 

※上の情報は2023年11月下旬のものであり、施設側の都合や情勢などにより予告なく内容が変更となる場合があります。