<LA発>Tacos1986-ダウンタウンで、おいしいと評判のカジュアルなタコス・スタンド
ダウンタウンのジュエリーディストリクトの一角にある評判のタコス・スタンド「タコス1986/Tacos1986」。


ここでは、メキシコの町ティファナで食べられている「ティファナ・スタイル」のタコスを食べることができます。
ティファナ・スタイルは、肉を鉄板で焼くのではなく、串刺しに積み重ね横から火で炙り、削ぎ切りにするスタイル。
また、チーズもトルティーヤに焼き付けます。
オーナーのデスガド氏がロサンゼルスへ移住した当時、ロサンゼルスではティファナ・スタイルのタコスがなかったそう。

店名にある1986とは、創業年ではなく、デスガド氏の生誕年だそうです。創業は2018年11月。
駐車場の一角を間借りし、小さなタコス・スタンドからはじめたところ、瞬く間に人気となり、1年もたたずにダウンタウンへお店を構えるまでになりました!
スタンドを始めるまでに長年培ったホスピタリティ精神と人脈、そして強い想いが実を結んだそうです。
タコスは、メキシコではおにぎりのような存在。
ランチ前から近くの工事現場で働いている人たちが立ち寄って、ささ~っと食べていました。
お昼や夕暮れ時は列ができるので、待たずに買うにはその時間帯を外すのがおすすめ。

メニューは、タコス/Tacos、ケサディーアス/Quesadillas、ムリータス/Mulitas、バンピロス/Vampirosの4種類。
ちなみに日本では一般的にタコスと呼びますが、単体だとタコです。タコスは複数形を意味します★
カルネ・アサダ(牛肉)、アドバダ(豚肉)、チキン、マッシュルームからメインの具を選べます。
副菜としてみじん切りのタマネギ、トマトサルサ、シラントロ(パクチー)、マッシュしたアボガドが入っています。
メニューの違いは何でしょうか?
正解は、自家製で1枚1枚丁寧に焼いているトルティーヤのスタイルです。
●タコス:ソフトなトルティーヤに具材がのったもの

●ケサディーアス:ソフトなトルティーヤにチーズを焼きつけ、具材がのったもの(写真:手前)
●ムリータス:ケサデリアの上にもう一枚ソフトトルティーヤを重ね、サンドしたもの(写真:奥)

●バンピロス:チーズを焼きつけたトルティーヤの上に具材がのり、さらにサンドしたもの


食べやすいのはタコスやケサディーアス。
バンピロスは、かぶりついたときにトルティーヤが割れ、具が落ちるので食べ方に注意!

ソースは5種類。セルフなので、自由に味付けできますよ。
どれを選んでも、自分で辛さ調節ができるのがうれしい♥
●Ranchera(赤):さわやかなトマト風味のさっぱりした辛いソース
●Macha(黒):黒炒り唐辛子
●La Fresa(オレンジ):お味噌のようなペースト状のソース。これが一番辛い!
●Verde(緑):青臭さのあるマイルドスパイシーソース
●Adobada(茶色):レギュラースパイシーソース
そのほか、ラディッシュときゅうり、ライムなどがあるのでお好みでトッピングできます。
ドリンクは、LimonadaとJamaicaがおすすめ。
ジャマイカ?と思ったら読み方はハマイカ。ハイビスカスティーのことだそうです。
Limonadaは、そのままレモネードでした。
この日は、レモネードがまだできていないということで、ハイビスカスティーにしました。
さっぱりした酸味があり、少し脂分のあるお肉の入ったタコスにはぴったりですよ♪

こちらではタコス・スタンドのため、座って食べることはできませんのであしからず。
パパッと立ち食いして、観光へゴ~!!
◎タコス1986/Tacos1986
所在地:609 S. Spring St., Los Angeles, CA 90014
電話番号:(213) 988-7202
営業時間:日~木 11:00AM~0:00AM(深夜)/金・土 11:00AM~翌3:00AM
※JCBカードはインターナショナルカード(海外発行カード)のため、お店の端末によりチップやスワイプで読み込まない場合があります。
マニュアル入力をした場合、登録郵便番号を聞かれることがありますので事前にご確認ください。
※上の情報は、2019年9月上旬のものであり、営業時間やメニューなどは店側の都合により予告なく変更となる場合があります。
◎お問い合わせ
現地にて(お電話・ご来店):JCBプラザ・ロサンゼルス