オーストラリアのチップ事情

オーストラリアのチップ事情

オーストラリア/ニュージーランド/南太平洋 / シドニー

オーストラリアのチップ事情

チップを渡すか渡さないか、それが問題だ。


チップって、海外の習慣のなかでも戸惑うもののひとつではないでしょうか。
国によって微妙に違うし、分かりにくいですよね!


そこで、オーストラリアのチップ事情を簡単にご紹介したいと思います😃

 

基本的に、オーストラリアにはチップの習慣はありません。
ただ、まったくないわけでもなくてチップを渡すシーンもあるので複雑に思われることが多いようです。


チップを渡さなかったからといって失礼になることはありあせん。「特別なお礼の気持ち🙏」を表したいときに渡すもの、と気軽に考えれば良いのですが、せっかくの感謝の気持ち、上手にチップを渡せるとスマートですよね。


そこでチップを渡す機会が多そうなシーン別に、どんな時に渡すのか、どうやって渡すのかをまとめてみました🙌

 

 

タクシーの場合

タクシーではほとんどの場合、チップは不要です。


特別に親切にしてもらった、迷惑をかけてしまったなど、特にお礼をしたいときに渡すといいでしょう。例えば、こんなケースにはチップをあげると「ありがとう」の気持ちがよく伝わるのではないでしょうか。

  • 特に荷物が多くて運ぶのを運転手さんが手伝ってくれた
    (空港でのスーツケースの上げ下ろし程度は通常のサービス範囲内なので不要です。)

  • 行き先をうまく説明できなかったり、間違えて伝えてしまい余計な面倒をかけてしまったのに、運転手さんがとても親切に対応してくれた

 

元々クレジットカードの利用が浸透しているオーストラリアでは、タクシー代もクレジットカードで支払うことが多いと思います。


タクシー代にチップを加算してカードで支払っても、運転手さんにはチップが届きませんので、タクシー代はカードで支払い、チップは現金でお渡しするのがいいと思います。


金額は、タクシー代がいくらだったか、どの程度の面倒をかけたかで総合的に判断します。

目安として、45ドル以上の支払いなら、5ドル程度をお渡しすればいいのでよいと思います。


現金でタクシー代を支払う際は、端数を切り上げてお釣り不要、とするとスマートかもしれません。

例えば、タクシー代が46.40ドルだとしたら50ドルを渡してお釣り不要と伝えましょう。
”Keep the change”と簡単にひとこと伝えればオーケーです。

 

ホテルの場合

ホテルでも、タクシーと同様にほとんどの場合で不要です。

必要になりそうなシーンは、高級ホテルに宿泊したり、施設を利用した場合に特別なサービスを受けた場合でしょうか。

一般的にチップが必要な国では、ホテルに宿泊するとチップを渡す場面って本当に多いですよね。
オーストラリアの場合ではどうかをまとめてみました!

  • ポーターに荷物を運んでもらった場合
    オーストラリアのホテルでは、ポーターが部屋まで荷物を運んでくれることは一般的ではありませんが、もしポーターが丁寧に荷物を運んでくれたら、心ばかりのチップを渡すのはアリです。
    2、3ドル程度で十分ですので、さっと現金でお渡しするといいでしょう。

  • コンシェルジュに予約手配などをお願した場合
    不要です。ただし、手配が難しいような内容を叶えてくれたり、緊急事態に対応してくれた場合など、お渡しすれば特別なお礼の気持ちを伝えることはできると思います。

  • ルームサービスを頼んだとき
    オーストラリアでは不要です。よほど特別なリクエストを叶えてもらったときには
    お渡しすると喜ばれると思います。

  • ベッドメイク
    枕銭といって、小銭をベッドの近くに残しておきベッドメイクの担当者に毎朝チップを渡す習慣はオーストラリアにはありません。
    そもそも毎日ベッドメイク、ルームサービスに入らないホテルが増えてきています。ベッドメイクが入る場合でもチップは不要です!

レストランの場合

レストランでは、意外とチップを支払う機会があるかもしれません。

小さい飲食店では基本的にチップは一切不要ですが、お店によってはレジの横あたりに「チップ入れ」を用意しているお店も。
そういったお店では接客が気に入ったら余った小銭を入れてあげると喜ばれると思います。


サービスをしっかりとしてくれる中級以上のレストランでは、チップを支払う機会が増えてきます。
本来はサービス料を請求するようなレストランだけど、お代に含めず、チップの欄を設けた請求書を渡されることがあります。

その場合は、受けたサービスに見合ったチップを払ってあげると喜ばれます。
サービス料の代わりとして、支払う方は多いようです。

レストランでの支払いには少しコツが必要ですので、別途支払い方をご説明します。

 

レストランでのチップの払い方

それでは、クレジットカードで支払う場合のチップの払い方でいちばん一般的な方法をご紹介します!

伝票を依頼します

お食事を終えて、さあそろそろお会計を、となったら伝票を依頼しましょう。

伝票を依頼するには、2つの方法があります。

ひとつは、お店のスタッフが近くを通りかかった際、声掛けされた際に伝票をお願いする方法。

"Can I have a bill please?" "A bill, please"と伝えましょう。

もうひとつは、ジェスチャーで伝える方法です。

指をペンに見立てて、さらさらっとサインをするような仕草をしてみせれば、「お会計をしたい」の合図になります。

日本でよく使われる指で×印を作る合図は通じませんので、気を付けてください。

伝票を受け取り、チップ額を決めます。

伝票をテーブルで受け取ったら内容をチェックします。
まずはサービス料は含まれていますか?
含まれていたら、それ以上のチップは不要です。

サービス料が含まれておらず、伝票の合計金額の下に「Tip」の欄があったら、チップを払うかどうかを検討しましょう。

受けたサービスを考えてチップをあげたかったら、金額を記入します。

サンプルの伝票を見てみましょう。

① チップ額をこちらに記入します。
② チップを含めた総額を改めてこの欄に記入します。

チップ額の決め方ですが、一般にはサービス料にあたる5%~10%程度を含めると良いとされていますが、絶対ではありません。

多いのは、切り上げしてぴったりの金額になるようにするパターンと、5%~10%を目安に5ドル、10ドルなどのキリの良い金額を上乗せするパターンの2つです。
お店のランク、雰囲気、サービスの程度を考慮して金額は上下して構いません。
もちろんサービスがあまり満足のいくものでなかった場合はチップは不要です。

カードでお支払いをします。(ぜひJCBカードで!)

カードを伝票トレイに置いておくと、お店の人が気がづいてカード端末を持ってきてくれます。

以前は一度カードを伝票をレジに持っていき、サイン用の伝票を持って帰ってきてくれることが多かったですが、最近はクレジットカードの端末がワイヤレス型が主流になったのに伴って、客席まで持ってきてくれることが増えました。


コンタクトレスカードが主流のオーストラリアではカードのタッチを勧められると思います。

すっ、と端末を差し出されたり、"Tap when you're ready"と言われるのが定番です。

(オーストラリアではカードをタッチすることを"Tap"といいます。)


お持ちのカードがコンタクトレス決裁に対応していない場合は、カードを挿入したい、と伝えましょう。

"I need to insert my card" や "I need to dip"と伝えると通じると思います。
※金額によりPINの入力が必要な場合もあります。
※端末により、JCBのコンタクトレス決済には対応していない場合もあります。


"Do you need a receipt?" "Do you need a copy?" と、レシートが必要かどうか聞かれます。
レシートを受け取りましょう。

 

 

あくまでもオーストラリアではチップの習慣はないので、ご紹介したなかでチップを渡すケースに当てはまったとしても、渡さなかったからといって失礼だと思われるようなことはありません。


特別な感謝の気持ち」を表すコミュニケーションのひとつと気軽に考えておけばよいと思います。


笑顔でフレンドリーに挨拶したり、お礼を言うだけでも喜んでくれますし、チップがなくても感謝の気持ちはちゃんと伝わると思いますので、気後れすることなくThank youと伝えることが実は何よりも大事です😊


楽しいオーストラリア滞在を!

 

 

※この記事は2021年2月上旬に作成されたものです。

※この記事は一般的な認識に基づいて作成されたものです。ケースにより、当てはまらない場合もあります。

 

【お問い合わせ先】JCBプラザ・シドニー