<NY発>マンハッタンではメトロカードで地下鉄・バス(MTA)を乗りこなそう!
マンハッタンの交通機関で、旅行者が頻繁に利用するのが地下鉄とバス(MTA)。
南北の移動は地下鉄、東西の移動はバスが便利。
メトロカードを使うと地下鉄からバスにトランスファー(2時間以内の乗り換え)ができたりと使いやすい。
便利なメトロカードを利用して、マンハッタン観光を満喫しましょう!

■切符の種類:地下鉄に乗るには、メトロカードか紙の切符が必要。
バスは現金(コインのみ)でも乗れますが、つり銭が出ないのでメトロカードが便利。
◆メトロカード/Metro Card

カードは地下鉄の窓口、券売機や観光案内所で購入できます。カード代はUS1ドル。
Metro Cardを利用すると1回の乗車はUS2.75ドル。
●レギュラー/Regular(Pay-Per-Ride):1枚で4人まで使用可能。
メトロカードを使えば、地下鉄~バス間の無料トランスファー(2時間以内の乗り換え)にも便利。
ただし、地下鉄から地下鉄へは無料トランスファーになりません。
●アンリミテッドライド(乗り放題)/Unlimited Ride:7日間用のUS33ドルと7日間エキスプレスバスプラスのUS62ドル、30日間用のUS127ドルがあります。最終日の0:00AM(深夜)まで有効。
こちらは1名のみ対象となり、一度読み込ませると同じ駅や同じバスルートでは18分以上経たないと再度使用できません。
7日間用チケットは、滞在中12回以上乗るとレギュラーチケットよりもおトクになりますよ。
◆紙の切符(地下鉄)
●シングルライド(1回乗車券)/Single Ride:1回US3ドル。
券売機で発行してから2時間以内に利用しなければいけません。地下鉄~バス間のトランスファーは不可。

■券売機でのメトロカードの買い方
1. 言語を選ぶ:タッチパネルで選びます。主要駅の場合、日本語があります。

2. カードの種類を選ぶ:

・Fast US$9 Metro Card - US10ドルでカードを購入(チャージ金額はUS9ドル分、US1ドル手数料) ※2019年4月末でボーナスは廃止となりました。
・Metro Card - 自分でチャージ額を決める。または乗り放題のカードを購入
・Single Ride - 1回券の購入
3. トランザクションを選ぶ:

・Refill Your Card - 手持ちのカードにチャージ可能。チャージの場合にはカード代はかかりません。
・Get Card Info - 残高確認ができます。
・Get New Card US$1.00 Fee Applies - 新規でカードを購入する場合、新規カード代としてUS1ドルがかかります。
4. カードのタイプ、金額を選ぶ:
・Regular Metro Card - 入金額が決まっている場合にはOther Amountsを選ぶ。
・Unlimited Metro Card - 7日間または30日間を選ぶ。
※どちらのタイプカードもあとでUnlimited rideや好きな金額をチャージすることができます。
※Unlimitedと金額が同じカードにチャージされている場合は、Unlimitedが先に使われるので気をつけてください。
5. 支払い方法を選ぶ:JCBカード利用の場合にはCredit Cardを選びましょう。

・Cash
・ATM Card
・Credit Card
6. 料金を支払う:クレジットカードの場合には、一度差し込みすばやく抜き取りましょう。


ZIPコードを聞かれるのでアメリカ以外の発行カードなら「99999」と入力、または入力せずにエンターのみでもOK。
レシートも忘れずに受け取りましょう。メトロカードを紛失した際に必要な番号が記入されています。
※子どもは身長約112cm(44インチ)以下なら無料。大人ひとりにつき3人まで。
※おつりはUS1ドルコインで出てくるので、大きな金額のお札を入れる場合には注意。また。おつりはUS9ドルまでしか出ません。
※シニア料金は、事前に写真入りのReduced Faraのカード発行が必要。または、駅窓口に身分証明書と一緒に申し立てるとUS2.75ドルで往復券(Two Trip MetroCard)に変更してくれる。カード代US1ドルは免除されるが、再チャージ、返金不可。
■地下鉄利用時の注意事項
●まずは行き先確認
北行きは「アップタウン/Uptown」、南行きは「ダウンタウン/Downtown」。
地下鉄駅へ降りるときは表示確認がマスト。
アップタウン方面のみの通行階段ということがあり、反対ホームへいけなくなるので必ず確認しましょう。
何も書いてない場合にはどちらにもいくことができます。
また、濃い緑色の地下鉄入り口部分に円球の街灯がついており、緑(24時間有人)か黄色(昼間と平日のみ有人)は乗り口、赤は出口専用ですのでご注意ください。


●エクスプレス(急行)列車
エクスプレス列車は、路線によってはかなり駅を通過して走るので、間違えると時間がかかることも。
時間帯によりローカル列車と同じホームに停車することもあるので、間違えて乗らないように注意。
●改札に入るときはあわてずに
電車に乗る際は、カードを改札横のリーダー部分にさっと通すとランプが緑に変わるので、バーを押しながら通りましょう。
赤いランプがついたときは、読み込みがうまくできていない、または残高がない場合です。
スーツケースなどの大きな荷物がある場合、駅員に伝えて、非常口から入れてもらいましょう。
改札から出るときは、カードを読み込ませる必要はありません。
※カードをかざすだけで運賃精算ができる新システムOMNYで、非接触式JCBカードやJCBカードが登録されている非接触の決済方法(スマートフォンやスマートウォッチなど)がご利用いただけます。非接触式カードでない場合にはご利用いただけませんので、券売機にてMetroCardをご購入ください。

アメリカ本土
ニューヨーク
<NY発>NY MTAの非接触型決済システムOMNYで、JCBのタッチ決済が利用可能になりました!
ニューヨークの足と言えば地下鉄といっていいほど、地元の人だけでなく観光客も利用する「NY MTA」。 2023年までには、現行のメトロカードを廃止し、すべての地下鉄・バスの乗車を非接触型決済システム「OMNY(One Metro New York)」に切り替えていく予定です。 その新システムOMNYで、JCBのタッチ決済が利用可能になりました!
■バスの注意事項

●SBSセレクトバス(快速バス)は乗る前に精算
快速バスのセレクトバスは、乗車前にバス停留所にある精算機で、支払いをしてから乗らなければなりません。
大きい方がメトロカード、小さい方が現金による精算機です。
レシートが発行されるので必ず乗車終了まで保管しておきましょう。
検札官が来た際にレシートを持っていないと、罰金が科せられます。
また、セレクトバスのチケットを買ってしまったけれど、ローカルバスに変更したいときには、レシートをドライバーに提出すれば大丈夫です。
■バス・地下鉄共通の注意事項
●定刻どおりにはきません
続けてきたり、間隔があいたりすることも。時間の決まった予定がはいってる場合には早めに移動しましょう。
また、突然停車したり、乗り換えが発生したり、改修工事での部分運休もあるので、あわてずにアナウンスや運転手の指示にしたがってください。
●早朝深夜は使わない
早朝と深夜の乗車は、治安がよくないため避けましょう。
●トランスファー(乗り換え)は2時間以内
バスからバス、地下鉄からバス、バスから地下鉄の乗り換えを2時間以内でする場合には、メトロカードだと無料でトランスファーができます。(1回のみ)
しかし、2時間以内でも同じバスや地下鉄の路線に乗る場合には乗りつぎにはなりません。
再度チャージされるので注意が必要です。(逆方向でもだめです)
セレクトバスは対象ですが、エクスプレスバスは料金が異なるためトランスファーができません。
以上の注意点をふまえて、かしこく利用しましょう。
※上の情報は、2021年11月中旬のものであり料金、操作方法など予告なく変更となる場合があります。
◎お問い合わせ
日本から(お電話):JCBプラザコールセンター(日本)
現地にて(お電話・ご来店):JCBプラザ・ニューヨーク