必見!世界遺産★絢爛豪華!水の都ベネチアのサンマルコ大聖堂
*写真提供: Procuratoria di San Marco di Venezia
イタリアに行ったら一度は訪れてみたい「水の都」ベネチア。
数々の映画や小説の舞台になった、幻想的なベネチアの街の美しさは、訪れた多くの人を魅了してきました。
今回は、このベネチア本島の中心にあるサンマルコ広場のシンボル! 世界遺産のサンマルコ大聖堂をご紹介します😊
*写真提供:Procuratoria di San Marco di Venezia
サンマルコ大聖堂は、828年にエジプトのアレキサンドリアから持ち込まれた、福音書記者聖マルコの聖遺物(遺骸)を祀るために建てられました。
当初は、現在大聖堂と隣接しているドゥカーレ宮殿の位置に教会が建てられ、ベネチア総督の礼拝堂として使われていたそうです。
その後、教会は現在の場所に移設され、1090年代に今の教会の基礎となる建物が完成しました。完成後も、約900年に渡り装飾・増築工事が行われ、現在の大聖堂の姿となりました。
大聖堂は、東ローマ帝国の皇帝府が置かれていたコンスタンティノープルのビザンチン様式を取り入れて建設されており、建物はギリシャ十字の形、屋根部分には大きな5つのクーポラが築かれています。
教会正面のファザードを飾るゴシック様式の彫刻は、14~15世紀にトスカーナ出身のアーティストによって作られました。
また、大聖堂の壁面を飾る大理石や柱、柱頭、リリーフ彫刻の装飾品は、1204年に十字軍によって陥落されたコンスタンティノープルから持ち運ばれたものだそうです。
何百年もの時間をかけて作られた大聖堂を、サンマルコ広場からゆっくり眺めるのも良いですね。
さて、壮大な外観もさることながら、大聖堂内部の装飾も見逃せません。堂内約8,000平方メートルの壁面を、金色に輝くモザイク画が彩ります。
そして、祭壇の後部に飾られた背障PALA D'ORO-パラ・ドーロも見どころのひとつ(有料)。七宝でデコレーションされた金色に輝く背障には、聖マルコやキリストの生涯が描かれており、なんと約2,000個の宝石がちりばめられています!
その他サンマルコ博物館や、コンスタンティノープルから持ち込まれた十字軍の戦利品を飾った宝物庫なども見どころです(それぞれ有料)。

*写真提供:Procuratoria di San Marco di Venezia

サンマルコ広場にそびえたつ鐘楼も迫力です。
旅に行くと高いところから街を眺めたくなりませんか?
99メートルの高さを誇る鐘楼から眺めるベネチアの街は最高です。
もともとは、港の見張り台として9世紀に建てられた鐘楼ですが、現在のような形になったのは16世紀初頭。
その後も火災や破損に見舞われ、修復を重ねながらこの姿を維持してきました。
今やベネチアの象徴ともされている鐘楼。展望室まではエレベーターで登れるのでおすすめですよ⭐️
ベネチア本島の中心であるサンマルコ広場には、通年大勢の観光客が集まります。
サンマルコ広場から目の前に広がる大運河を眺めたり、カフェのテラス席でゆっくり雰囲気を満喫するのもいいですね👍
自動車が走らないベネチア本島。
交通量が多くクラクションの音が賑やかなミラノやローマと違い、ベネチア滞在中は船の「ボーッ」という汽笛が聞こえてきます。都会の喧騒にお疲れ気味の方、癒されますよ~💗
見どころたくさん。おとぎの国のようなベネチアの街にぜひいらしてくださいね。
Basilica di San Marco(サンマルコ大聖堂)
所在地:San Marco 328, 30128 Venezia
電話番号:041 2708311
営業時間:月~土 9:30AM~5:15PM(最終入場4:45PM)
日・祝 2:00PM~5:15PM(最終入場4:45PM)
拝観料:大聖堂 3ユーロ
大聖堂+パラ・ドーロ 通常拝観料+5ユーロ
大聖堂+サンマルコ博物館 通常拝観料+7ユーロ
※日曜の9:30AM~2:00PMはサンマルコ博物館のみの入場可能(入館料7ユーロ)。
※6歳以下の児童・幼児は上記すべての入場料は無料。
※現在のところ土・日のチケット販売は、Piazzetta di Leonciniにある販売所のみで行われています。
Campanile di San Marco(サンマルコの鐘楼)
営業時間:9:45AM~9:15PM(最終入場8:45PM)
入場料:10ユーロ(6歳以下の児童・幼児は無料)
※悪天候時は入場できない場合があります。
Basilica di San Marco公式ホームページ(英・伊語)
※掲載内容は2021年10月現在の情報であり、料金や営業状況などは加盟店の都合により、予告なく変更となることがあります。
※2021年10月現在、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、イタリア政府による発表を受け、13歳以上の方は次の場所では渡航用のワクチン接種証明書の提示が求められています。
・飛行機、列車、船、トラゲット、バスを利用する場合
・レストラン、バール、カフェテリアなど屋内の飲食施設
・公共のイベント会場(屋内外)
・博物館・美術館
・プール、ジム
・大勢の人が集まるパーティー会場
・見本市、コングレス会場
・温泉、保養地、ゲームセンター、カジノ等娯楽施設
※渡航前に外務省 海外安全ホームページ(mofa.go.jp)、イタリアにおける新型コロナウイルス感染関連情報 | 在イタリア日本国大使館(emb-japan.go.jp)等で最新情報をご確認ください。
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現地から(ご来店・お電話):JCBプラザ・ローマ