ハイキングコースとして人気!ココ・クレーター植物園へ行ってきました!
アロハ~!
ハワイにはさまざまな植物園があることをご存知ですか?
ほとんどの植物園の広い敷地にはカラフルな花や植物が咲き乱れ、ハイキングコースとしても地元の方々に親しまれています。
今回はハイキングコースとして人気の「ココ・クレーター植物園」を紹介します!
【目次】下のリンクを選択すると、各項目にジャンプします。
1. 植物園の紹介
ココ・クレーター植物園はオアフ島の東側にあり、世界各地の乾燥に強い植物を集めているのが特徴。
ゼリスケーピングと呼ばれる節水型ガーデニングの手法を使って、少ない水の量で運営できる水はけの良いハワイの地質を活かした植物園です。
園内の植物は生息している地域ごとに、パシフィック(太平洋)、アメリカ、ハワイ、アフリカと分類されています。
注意:園内にあるすべての植物は触れたり、採取することを禁止されています。
また、小さなお子様が誤って落ちている果実等を口にしないようにご注意ください。(※一部毒性のある植物もあるため)
施設名 | ココ・クレーター植物園 / Koko Crater Botanical Garden |
所在地 | 7491 Kokonani St., Honolulu. HI 96825 |
入園料 | 無料 |
開園時間 | 日の出~日没まで |
閉園日 | クリスマス(12/25)、元旦(1/1) |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
所要時間 | 1周約90分~120分 |
トイレ | あり ※簡易トイレひとつ |
パーキング | あり ※無料 |
ハワイ州公式HP | http://www.honolulu.gov/cms-dpr-menu/site-dpr-sitearticles/572-koko-crater-botanical-garden.html |
アクセス |
【レンタカー/タクシー】ワイキキから約30分 【バス】ワイキキから23番『Hawaii Kai - Sea Life Park』に乗車、約60分+徒歩約10分 往路(降車バス停289):Kealahou St + Opp Kalohelani Pl 復路(乗車バス停1182):Kealahou St + Kalohelani Pl から23番『Ala Moana Center via Hawaii Kai』に乗車 |
2. 植物園へのアクセス
降車のバス停 Kealahou St + Opp Kalohelani Pl でバスを降りてからバスの進行方向とは逆に歩くと、目印となる「Koko Crater Botanical Garden (ココ・クレーター植物園)」の表示があります。



入口から入ってすぐに植物園全体の地図が書かれたパネルがあります。
園内はかなり広く、進行方向のサインが無く道に迷いやすいため、ここでコースの全体像をつかんでおきましょう。

地図パネルの横にある郵便受けのような箱の中には、植物の情報と地図が書かれたパンフレットがあります。
ただし、このパンフレットは植物園を利用する人々の間でリサイクル利用されているため、新型コロナウイルス感染予防対策としては、案内表示や園内の地図を写真に撮ることをおすすめします。

園内の地図はココ・クレーター植物園のホームページからも確認することができます。
※園内はインターネット環境が良くない、事前に準備しておくと安心です。
各エリアごとに、このような青い看板があるので、それを頼りに現在地を地図で確認しながら歩きましょう。
円環ルートになっているのでどちらから回っても大丈夫ですが、今回は左回りで回ってみました。

3. 園内にある植物の紹介
まず最初に現れるのは「プルメリア」と「ブーゲンビリア」。
プルメリアが満開になるのは3月~9月頃で、その間は訪れる人が多く、人気のエリアです。
訪れたのは2月ということもあり、咲いていないかも?と不安な思いで向かいました。

遠くから見ると咲いていない?と思いながら近づくと
わずかに咲いている「プルメリア」の木がありました😊
春先の日本でも思うことですが、満開の咲き乱れた花の美しさとは異なる二分咲き三分咲きくらいの花やつぼみの美しさを楽しむのは乙なものです。


ハワイでは1年中鮮やかに咲く「ブーゲンビリア」

鮮やかな花の色を見て楽しんでいると、ハチがやってきました😉

園内は全体的に平坦な道なので、無理なくハイキングを楽しめます。

コースを少しそれた辺りで出会ったのは、東南アジア原産で中国では一般的な木の「キワタ(英名:Cotton Tree)」です。

肉厚な花びらと独特な艶のある花を咲かせていました。

次は「ヤシの木」のエリアです。
乾燥地帯の植物を見れるということで行って見ると・・びっくり!😲
思わず、「なにこれ?!」
木の上に作られたツリーハウスのようですが、こちらはメキシコ原産のヤシ科「サバル・ウレサナ(英名:Sonoran Palmetto)」です。
鋭利な葉柄は、まるで下から登って来られないように張り巡らせています。
ワイキキに街路樹としてあるヤシの木よりも一回り大きく、まるでモンスターのような迫力があります。
自然植物のすごさを実感し、しばし見入ってしまいました。

その他にも独特なものから、典型的なヤシの木などさまざまな種類を見ることができました🌴


ヤシの木のエリア周辺にソテツ(英名:Cycads)を発見。
緑に囲まれた鮮やかなオレンジ色が目を引きます。
あらゆる植物がハワイの太陽光をたくさん浴びて、のびのび育っている様子でした。

気づいたら、ちょうど折り返し地点に到着していました。
このルートにはヤシの木のエリアと、ハワイ原生植物のエリアがあります。
この時期のハワイ原生植物エリアで気になったのは、この コオロアルア(通称:レッドイリマ)と呼ばれる花です。
ワインレッドの花の色のせいか小さい花なのに大人っぽい雰囲気を感じました。
レッドイリマは、あのイリマと同種?と思ったら、一般的に有名な黄色いイリマの花とは違う種類の花でした。
どうりで花びらの形がずいぶん違うはずです😅


これがイリマです。
イリマはハワイを代表する原種で、そのあざやかな黄色の花で作られたレイは、その昔王族しかかけることが許されない高貴なものだったそうです。

折り返し地点を過ぎると、この植物園の中でプルメリアに次ぐ人気のサボテンのエリアです。
これは「タマ・サボテン」で、エクササイズで使うバランスボールほどの大きさがあります!
鋭いトゲに覆われているので、間違っても座らないようにしましょう😣
このようにいくつものタマサボテンが集まっていると人の頭のように見え、何かの集会が行われているようでかわいいです。

この写真も私にはタマサボテンの子供たちが追いかけっこをしているように見えます。

西部劇を思わせるような種類も見ることができました🌵

この大きなサボテンは南米原産のアルマトケレウス属のもので、3~4メートルくらいある大きさと形から人気の写真スポットです。

ハイキングコースをぐるっと回って最後のエリアとなりました。
これは根の部分がタコの足のように見えることから、日本では「タコノキ(英名:Screw Pine)」と呼ばれています。
しかし、スカートをはいて両手を上げて踊るフラガールように見えるのは私だけ?

何種類もの鮮やかな色の「ハイビスカス」が咲いているエリアもあります🌺
これもプルメリア同様、二部咲き状態が多かったため、満開の時期に来たら本当にきれいなんだろうなと思いました。


4. その他の見どころ
この植物園には鳥も多くやってきます。
閑静な場所にあるココクレーター植物園には、いつも鳥の声が聞こえてきます。
写真は長い尾羽とオレンジ色の腹部が特徴の「アカハラシキチョウ(英名:White-rumped Shama)」
その美しい鳴き声から森のスター歌手とも呼ばれているそうですよ🎤

20世紀の始めのころ、ハワイをさらなる楽園にしようと思い立った裕福な婦人会の方々が、外国から数多くの鳴き声が美しい鳥たちを輸入し、野に放つという活動をしていたそうです。
東南アジア原産の「アカハラシキチョウ」もその時代にハワイに連れてこられて定着した外来種です。
リスのようにちょこちょこと園内を走り回っているのは「マングース」です。
こちらもネズミを退治するためにハワイに持ち込まれた外来種。
しかし、夜行性のネズミが出てくる時間には寝てしまうことが誤算だったといわれています。
代わりにハワイ原産の鳥たちがマングースの標的となり、その多くが絶滅に追いやられたそうです。

他にもハワイの珍しい昆虫類なども園内で数多くみられるようなので、興味のある方はぜひ探してみてください。
いかがでしたか?
プルメリアなどが満開ではない季節でしたが、約90分間植物園内を歩き、気持ち良いハイキングとなりました。
次回のハワイ旅行では、植物園を歩くプランも企画してみてはいかがでしょうか。
JCB プラザ ラウンジ・ホノルルは、バスでの行き方もご案内しています。お気軽にお問い合わせください。
マハロ~!
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