【香港の有名パワースポット】黄大仙(ウォンタイシン)の行き方、お参り方法、おみくじ・占いなど解説!
ダイガー・ホー⭐
香港で最も有名な寺院といえば、黄大仙/Sik Sik Yuen Wong Tai Sin Temple(ウォンタイシン)ではないでしょうか。
黄大仙は1921年に建てられた儒教、仏教、道教が習合した寺院で、「あらゆる願いを叶えてくれる✨」寺院ともいわれ、香港域内外を問わずたくさんの人が参拝に訪れています。
今回、JCBプラザ ラウンジ・スタッフが黄大仙に行ってきました★
行き方、参拝方法、おみくじ・占い方法などを中心にご紹介します。
MTR観塘線(Kwun Tong Line|緑色の線路)の「黄大仙(Wong Tai Sin)」駅が最寄り駅です。
黄大仙駅 B2出口を出ると、徒歩ですぐの場所に寺院があります。
参考|尖沙咀駅(Tsim Sha Tsui)➡ 黄大仙駅への行き方
① 尖沙咀駅から MTR荃湾線(Tsuen Wan Line|赤色の線路)― 荃湾(Tsuen Wan)方面に乗り、旺角(Mong Kok)駅で降りる
② 旺角駅でMTR観塘線(Kwun Tong Line|緑色の線路)― 調景嶺(Tiu Keng Leng)方面に乗り換えて、黄大仙(Wong Tai Sin)駅で降りる
・料金:片道10.5HKD
・所要時間:約20分
黄大仙は、街中からアクセスできるように、バスの路線がたくさん通っています。
今回JCBプラザ ラウンジ・スタッフは、KMB九龍観光バス「HK1」で尖沙咀から30分ほどかけて黄大仙に向かいました🎵
JCBのタッチ決済が可能で、片道20HKDです。
尖沙咀からだと乗り換えの必要がなく、ゆったりとした席で車窓から九龍サイドの景色をゆっくり楽しみながら行くことができます。
「HK1」については、こちらの記事もご確認ください。

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【安くて快適!】九龍観光バス「HK1」で観光名所をまわろう♪
タクシーの場合、交通状況にもよりますが、尖沙咀からは約20分、中環(セントラル)からは約30分で到着します。料金は100~150HKDほどです。
※基本は現金のみ。一部クレジットカード・オクトパスカード(電子マネー)対応車あり。
黄大仙は、東晋時代の仙人「黄大仙師」を祀った、儒教、仏教、道教が融合した寺院です。
1921年に黄大仙師からの神示が下され建てられたといい、建物には中国風水の五行が取り入れられています。
幸運を願う参拝客でいつも賑わっており、とくに旧正月シーズンは混雑しています。
所在地 | 2, Chuk Yuen Village, Wong Tai Sin, Kowloon, Hong Kong (香港九龍黃大仙竹園村二號) |
電話番号 | (852) 2327 8141 |
営業時間 | 毎日 7:30AM~4:30PM ※ 旧暦の1月1日と15日は9:00PMまで |
入場料 | 無料 |
公式サイト | http://www.wongtaisintemple.org.hk/en |

メインゲート「山門」。
1977年に建てられたもので、4本の柱と3つの門で成り立っています。入り口には縁起の良い獅子が飾られています。
道教建築では、3つの門は三界からの超越と神の国と静寂への入り口を象徴しているそうです。

こちらは主祭壇の「大雄宝殿(本堂)」。
宗教儀式を行うのに主要な会場となってきました。
中央には黄大仙師の玉座、その左には守護神である孫悟空が祀られています。
高い壁、黄金色の瓦、赤色の柱、精巧な装飾など伝統的な中国建築の様式を感じることができます。
日本の神社でのお参りと同じように、黄大仙でもお参りをすることができます。
黄大仙のお参りをする場合、ひとりあたり合計9本(3本×3ヵ所)のお線香を供えるのが基本です。
線香お供えエリア3ヵ所
➊「赤松黃仙祠」(本堂)
❷「三聖堂」
❸「盂香亭」
線香を供えながら願い事を唱えると、ご利益があるといわれています。
それでは簡単にお参り方法を説明します。
【1】線香を入手する
線香は、黄大仙敷地内外の出店や線香売りの方から購入できます(10~20HKD程度で基本は現金のみ)。
なお、 敷地内に無料のお線香が置いてあるので、そこからいただいても問題ありません。
【2】線香に火をつける
境内のエスカレーターを上がると、12支の銅像エリアの近くに線香に火をつけるスペースがあります。
こちらで線香に火をつけましょう。
※事前に線香を購入していない場合は、こちらのエリアで線香をいただくことができます。
※線香コーナーの横にお賽銭箱のような箱があるので、気持ちとして現金のお札を入れます。
線香の火をつけた後は、他の人に当たらないように注意しながら移動します。
【3】3ヵ所のエリアで線香をお供えする
前述の3ヵ所のエリア(➊「大雄宝殿(本堂)」❷「三聖堂」❸「盂香亭」)で各所3本ずつ線香をお供えします。
線香を顔の前に掲げ、三礼をしてから供えます。
その際、心の中で自分の名前、年齢、生年月日、住所、願い事を唱えましょう。
これできっと願いが叶うはず?!✨
お参りの後で「カウチム(Kau chim)」と呼ばれる占いを行います。
筮竹(ぜいちく)といわれる、竹の棒が入った筒(日本でいうおみくじ箱)を使って運勢を占います。
それでは、カウチムのやり方を簡単に説明します。
【1】筮竹を入手する
本堂横に筮竹を貸し出しているエリアがあります。
そこで、筮竹、鉛筆、紙を借りてください(すべて無料)。
【2】筮竹を振って棒(おみくじ)を落とす
本殿前に赤いクッションが置かれているエリアがあります。
そこで本殿に向かって膝を立て、願い事を唱えながら筮竹を振ります。
棒が1本飛び出して地面に落ちるまで振り続けてください。
棒が落ちたら、書かれている番号を紙に鉛筆でメモしておきましょう。
※同時に棒が2本以上落ちた場合はやり直しです。
※1つの願い事に対して1本の棒を出します。複数の願い事がある場合は、棒を筒に戻して繰り返し行います。
【3】筮竹と鉛筆を戻し、占い師におみくじの解説を聞く。
筮竹と鉛筆を元の場所に戻し、近くの占いブースが並ぶエリアに移動します。
日本語対応している占い師もいらっしゃるので、英語・中国語ができない場合も安心です😄
占い師を決めたら、竹の番号を伝えて番号の解説をしてもらいましょう♪
おみくじ解説の料金は占い師によりさまざまですが、40~100HKD程度です(基本的に現金のみ)。
※おみくじ解説以上の占い(手相占いなど)を追加する場合、さらに追加料金がかかります。
なお、占い師のエリアに行く時間がない方は、おみくじの番号解説をオンラインでも確認できます。
ただし、英語・中国語のみの対応で、解釈も難しいので、個人的には占い師に解説を聞いたほうがわかりやすいと思います。
https://taonet.siksikyuen.org.hk/StickEnquiry
以上です。
近代的な高層ビルに囲まれた香港ですが、中国建築や占いに興味ある方にとっては見ごたえのあるパワースポットだと思います。
ご興味ある方はぜひ黄大仙に立ち寄ってみてください😄
日本から(お電話): JCBプラザ ラウンジ・香港、JCBプラザコールセンター(日本)
現地にて(お電話・ご来店):JCBプラザ ラウンジ・香港
※上の情報は2025年4月時点のものであり、情報は予告なく変更となる場合があります。