行列ができる人気店 !お手ごろ価格の大衆フレンチ食堂「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」
今回は、パリの中心部シャトレ(Châtelet)地区にある「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン/Le petit bouillon Pharamond 」を紹介します!
店名にある「ブイヨン」とは大衆食堂のことです。
大衆食堂というだけあり、ベル・エポック調の昔ながらのフランスらしい内装で、気取らない雰囲気のなか、お手ごろ価格でフランスの定番料理を楽しめます

ノルマンディー風の木組みの建物は遠くからでも見つけやすい
木組みと赤い外観が特徴
年中無休、ランチからディナーまでノンストップ営業なので、好きなときにいつでも利用できるのもうれしいですね😄
【目次】
レストラン紹介
「コレクション・ピノー(Collection Pinault)」や「ポンピドゥーセンター(Centre Pompidou)」が周辺にある観光エリア、シャトレ地区にある「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」は、食事時間帯には絶えず行列ができている人気店ですレストランは、近くにあるショッピングモール(Westfield Forum des Halles)から徒歩約2分と便利な立地にあります。

1879年、ノルマンディー地方出身のファラモン氏が、ノルマンディー地方の郷土料理を提供するためにレストランを開店しました。
その後パリ万博のために改装したレストランの内装は、今では歴史的建造物に指定されています😆
レストランのオーナーが変わった今でも、ノルマンディー様式の木組みの建築物スタイルや美しい内装を保ち、ノルマンディー地方の郷土料理を提供し続けています!
ミラーやペイントされたタイルがフランスらしい
メニューは、卵料理の「ウフミモザ/Oeufs mimosa」や「エスカルゴ/Escargots」、牛肉のワイン煮込み「ブフ・ブルギニョン/Boeufs bourguignon」などのフランスの定番料理から、カルヴァドス(ノルマンディー地方特産のリンゴの蒸留酒)風味の自家製フォアグラ/Foie gras maison au Calvados、カマンベールのロースト~蜂蜜添え~/Camembert rôti au miel、1832年創業のカーン風トリッパ/Tripes à la mode de Caen depuis 1832といったノルマンディー地方の郷土料理もそろっています!
店内はアンティークな装飾が親しみやすく、周囲の賑やかな会話やスタッフの声などが聞こえ活気があり、おひとり様でも入りやすい雰囲気です😉
予約なしのレストランなので、気軽に試してみてはいかがでしょうか
★ JCBプラザスタッフの体験談 ★
ランチのピークを過ぎた1:30PMごろに来店したところ、レストラン前にはまだ並んでいる人がいました。
プラザスタッフも列に並び、約5分ほどで店内に案内されました。
レストラン前にはテラス席もあります!
暖かい季節にはテラス席での食事も魅力的ですね🌞
豆知識として、テラス席は喫煙可能なので、たばこの匂いや煙が苦手な方はお気をつけください。
赤い外観とテラス席
人気の理由は、お手ごろ価格でさまざまな料理を楽しめること!
プラザスタッフが訪れた当日は、カルヴァドス風味の自家製フォアグラなどの人気メニューはあいにく品切れとなっていました😔
食べたいメニューがある方は、レストランがオープンする正午ぐらいなど、早めの来店がおすすめですね。
テーブル同士の距離が近く、活気がある店内
大衆食堂でも豪華な照明がすてき
同行者が白ワイン25mlをひとつ注文したらグラスを2つ持ってきてくれました。
このレストランのワインは安いテーブルワインのみなので、ワイン好きの方には物足りないかもしれませんが、
雰囲気を味わうには十分でした🍷
前菜には、ブルゴーニュ産エスカルゴ 6個、同行者はマスのグラブラックス、ピンクペッパー添えを選びました。
マスのグラブラックスは、ライム、サワークリーム、玉ねぎのマリネ、ピンクペッパーを全部一緒に口に入れると、ちょうどよい酸っぱさも混ざり合い、さわやかなおいしさでした😋
マスのグラブラックス、ピンクペッパー添え
専用の銀のプレートにのったブルゴーニュ産エスカルゴ
エスカルゴを注文すると、エスカルゴの殻を挟む専用トングと、殻の中の身を引っ張り上げるミニフォークがついてきます。
殻が滑りやすく、専用トングで挟むのはコツがいりました😅上手に挟めたら、サザエを食べるときのようにミニフォークを少しねじり上げると身が出てきます。
ガーリックバター、パセリソースもおいしく、エスカルゴの身を食べた後は、フランス流にパンにつけてソースもいただきました🐌
エスカルゴ専用トングとミニフォーク
エスカルゴを専用トングではさむ様子
ノルマンディー郷土料理はもちろん、フランスの伝統料理も食べてみたいメニューがいろいろあって悩みましたが、
メインは鴨のコンフィのパルマンティエ、クリスピーオニオンを、同行者はハドックのブランダード、サラダ添えを選びました。
大衆食堂らしく、盛り付け方が豪快でシンプル!!
見ためがよく似ていますが、どちらもフレンチの定番であるマッシュポテトをベースにした鴨料理と魚料理です。食材の味が引き立つやさしい味付けで大満足です😊
鴨のコンフィのパルマンティエ、クリスピーオニオン
ハドックのブランダード
デザートは、タルト・タタン、濃厚クリーム添えを。
前菜やメインはちょうどよい量でしたが、デザートは量が多めだったので、スプーンを2つ持ってきてもらい同行者とシェアしました。
じっくり時間をかけて調理されたりんごの甘みが、濃厚かつ酸味のあるクリームとよく合いました。甘いバニラアイスが添えられることが多いタルトタタンですが、この店ではサワークリームでしたので甘すぎず、ちょうど良い締めになりました!🍎
ノルマンディーの穴/Trou normandという、食事の途中にカルヴァドスをかけた青リンゴのシャーベットを食べるノルマンディー地方のお口直しの習慣があります😉この店ではデザートの中にありました。おなかいっぱい食べた後の消化を促すためによさそうです。
ただし、お酒が弱い方は要注意かもしれません😀
テーブル同士の距離が近く、奥の人が席を立つときには椅子を引いたり、周囲の賑やかな会話も大衆食堂ならでは🎵
どのメニューもシンプルでおいしかったです😄
食べてみたい料理がいろいろあったので、次回はノルマンディー地方の郷土料理にも挑戦してみたいです
客層は地元の方がメインでしたが、旅行者や子ども連れの家族でも利用しやすいレストランです!
パリに来た際は、ぜひ大衆食堂「ル・プチ・ブイヨン・ファラモン」でのお食事をお楽しみください😉
お支払いはJCBカードで!
※写真はすべてイメージです。
※JCBプラザスタッフが試食したメニューは、2025年3月時点での情報です。ご利用の際は内容が異なる場合があります。
料金目安
<アラカルト>
・前菜:EUR2.50~
・メイン:EUR8.50~
・チーズ:EUR3.90~
・デザート : EUR2.20~
<アラカルト>
・ミネラルウォーター 50ml:EUR2.20~
・ワイン 25ml:EUR4.20~
・コーヒー:EUR1.80~
※表示価格はすべて税込です。
レストラン基本情報
◎ル・プチ・ブイヨン・ファラモン/Le Petit Bouillon Pharamond
所在地: 24 Rue de la Grande Truanderie, 75001 Paris
営業時間:正午~0:00AM(深夜)
定休日:無休
交通手段:メトロ4号線「エティエンヌ・マルセル(Étienne Marcel) 駅」から徒歩約2分
※上の情報は2025年4月上旬のものであり、店舗の都合や情勢などにより予告なく変更となる場合があります。
◎お問い合わせ(JCBカードをお手もとにご用意ください。)
日本から(お電話):JCBプラザ ラウンジ・パリ、JCBプラザコールセンター(日本)
現地にて(お電話・ご来店):JCBプラザ ラウンジ・パリ

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